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【10問10答】プロダクトマネージャー 吉澤 / ユーザーと共に創るサービス。“Goal Oriented”で進化し続けるBacklog

こんにちは!採用チームの古賀です。

さて今回は、Backlog課でプロダクトマネージャーを務める吉澤のインタビューです😊

プロダクト開発と事業成長を牽引する立場として感じる、ヌーラボ “ならでは” の強み・面白みについて聞くことができました🌷

最後まで読んでいただけると嬉しいです!

吉澤 毅(よしざわ つよし) の写真
プロダクトマネジメント部 プロダクトマネージャー
吉澤 毅(よしざわ つよし) 2009年7月入社

1.これまでのキャリアについて教えてください

新卒で受託システム開発会社に入社し、Javaプログラマーとして官公庁向けの基盤システム開発に1年ほど従事。その後、独立系のFXトレードシステム開発会社に転職し、.NETを用いたクライアントアプリケーション開発やJavaを使ったバックエンド開発を約4年間担当していました。

2009年にヌーラボに入社し、はじめは受託システム開発を中心に、 BacklogやCacooの開発サポートを行っていました。2012年から約1年半は海外拠点(シンガポール支社)立ち上げに携わり、2014年にはチャットサービスTypetalkを立ち上げ、その後プロダクトマネージャーとしての役割を担うようになりました。

2024年からは、Backlogのプロダクトマネージャーを担当しています。

2.ヌーラボに入社を決めた理由は何ですか?

私が入社した2009年当時、SaaS(当時はASP)がこれからの主流になると確信していました。その中で、ヌーラボがすでにBacklogというサービスを提供していたことに大きな魅力を感じました。また、代表の橋本さんたちが福岡でJavaコミュニティを立ち上げ、技術情報をオープンに共有している姿勢にも、エンジニアとして惹かれました。

選考中の面接では、サービスや技術に関する深い話ができたことが印象的で、サービスに対する熱量の高さを感じました。

入社前から「ヌーラボには技術力に長けている人たちがいる」と思っていたのですが、実際に入社してもその印象は変わりませんでした。最初はついていくのが大変な時期もありましたが、自分の得意分野で強みを発揮し、追いつけるように努力をしていました。

3.現在の業務内容について教えてください

Backlog PdMチーム(下図左上)で、プロダクトの戦略を立て、実現に向けて形にしていく業務を担当しています。

ユーザーのニーズを把握し、それを基にヌーラボの目指す世界観と掛け合わせて、プロダクトの方向性を決めていきます。カスタマーサポートやマーケティングなど多岐にわたるチームと協力し、市場調査やユーザーヒアリング、競合サービスのチェックをすることもあります。

その後、決定した方向性に沿って開発チームと連携し、具体的な機能開発に進みます。リリース後も状況を観察しながら、必要な改善を続けていきます。

Backlog課の体制(2025年2月時点)

4.ヌーラボでPdMを務める中でのやりがいを教えてください

ヌーラボでは私たち自身もサービスの利用者です。そのため、ユーザーの方々と一緒にサービスを作り上げ、提供していける点が一番の魅力だと感じています。

また「Backlog World」や「JBUG」など、ユーザーコミュニティの活動が活発で、ユーザーの皆さんからいただく意見やフィードバックがとても貴重です。

Backlogはユーザー数が140万人(2024年9月末時点)を超える大きなサービスであり、その規模のサービスの成長に携わることができる点にもやりがいを感じます。理想と現実のバランスを取ることは難しいですが、それを考えながらプロダクトを進化させていく過程に大きな魅力を感じています。

昔のヌーラボはエンジニア中心の開発体制でしたが、今では様々な分野のスペシャリストが集まり、お互いに補い合っています。カスタマーサポート、マーケティング、SREなど…異なる領域のメンバーと協力できる環境が整っているため、自分の成長にも繋がっています。

5.業務上での課題はありますか?

Backlogの開発組織は、機能ごとにチームが分かれています。複数のチームを持っているため、PdMとして各チームに十分な関与ができていないという課題があります。しかし、各チームが自律的にオーナーシップを持って活動できる体制を目指しているため、そのバランスを取ることが重要だと感じています。

また、ヌーラボ全体として、組織やサービスのパフォーマンスをどう最大化するかも大きな課題です。

これに対して、プロダクトマネジメントのあり方を社内で再度検討し、マルチプロダクト戦略を進める中で、販売戦略や開発体制の適応方法を模索しています。

6.仕事をするうえで心がけていることを教えてください

PdMとしてサービスやチームをリードする責任がある一方で、進め方や選択を誤ると、社内からの信頼や、ユーザーからのサービスに対する信用を失うリスクもあります。

そのため、定量的示唆や社内外の人々の定性的意見に基づいて、まずは社内関係者のベクトルを合わせること。その上で、最速でユーザーにお届けする方法を考えるということを心がけています。

ヌーラボではリモートワークが基本なので、非同期・同期のコミュニケーションにメリハリをつけることや、ミーティングの設計、情報共有の仕方にも注意を払っています。

特に、ミーティング前には目的や議事録を事前に確認し、効率よく質の高い話し合いができるよう心がけています。また、コミュニケーションに関しては、代表の橋本さんが大切にしている「Yes And」のマインドを意識しています。アイデアを出し合う際には、まずは相手の意見をしっかり受け止め、否定的な反応をせずに心理的安全性を保つよう努めています。

7.ヌーラボという組織で働く中で感じる良さはありますか?

プロジェクトや課題に対して、ただ言われたことをやるのでなく「なぜ?」を考えるメンバーが多いと感じています。開発だけでなく、サポートやマーケティングチームなど部門を超えて協力しながら進めていく姿勢が素晴らしいです。

例えば直近だと、Backlogの「クラシックプラン」の廃止に際して、お客様の移行がスムーズに進まないという課題がありました。この課題解決のため、カスタマーサポートやサクセスのメンバーが中心となり、開発チームも交えて合宿を行いました。サービスを使っているお客様が、抵抗なくスムーズに移行できる方法を模索し、「顧客体験」を大切にして同じ目標に向かって協力できたことが印象的でした。“Goal Oriented” を感じましたね。

ヌーラボの行動規範 “Nuice Ways”

8.ヌーラボのPdMとして、どんな方がマッチすると思いますか?

ヌーラボのミッション「To make creating simple and enjoyable(創造を易しく 楽しくする)」に共感し、自らその価値を体現できる方がマッチすると考えています。私たちもまだ完全には体現しきれていない部分があるので、「一緒に変えていこう」という意欲を持った方と共に働きたいと思っています。

また、ヌーラボのサービスを通じてお客様のプロジェクトを成功させるという視点を大切にしつつ、事業全体の拡大に向けて社内でコラボレーションしながら進めていける方を歓迎します。

9.ヌーラボの3つの行動規範(Try First, Love Differences, Goal Oriented)で好きなものはどれですか?

どれも好きですが、一番は “Goal Oriented” です。ゴールをまず決めることで、挑戦すること、違いを受け入れるスコープが決められると感じているからです。

10.これからヌーラボでどんなことを実現していきたいですか?

ヌーラボのブランドメッセージにある“このチームで一緒に仕事できてよかった”とユーザーに言ってもらえるようなサービスを作り、そして自分自身も楽しんで働ける環境を作ることを目指しています。

開発チームとBizチームの連携をさらに強化し、作っているサービスを一緒に広めていける体制を築いていけたら素晴らしいと思っています。

以上、プロダクトマネージャー 吉澤のインタビューでした!

プロダクトマネージャーポジションは、現在募集をしています。(2025年2月時点)

ヌーラボでの挑戦に興味を持たれた方は、ぜひチェックしてみてください!
次回の10問10答もお楽しみに😊