職場を知る
給与と評価制度
評価に関する考え方や評価制度、評価プロセスを紹介します。
目次
評価に関する考え方
ヌーラボは、以下3点の目的を実現するために、評価制度を設けています。
- 役割(ミッション)の明確化
全社員が自身の役割(ミッション)を明確に理解し、業務に向き合えるようにします。 - 全社員が評価される機会の提供
年2回、全社員が評価されます。その評価に応じて昇給・降給や昇格・降格が判断されます。 - 定期的な振り返りの機会の創出
「コンピテンシー」や「目標」に応じた振り返りやフィードバックを通して、成長を目指します。
上記のプロセスを通じて、「評価される行動や成果を出している人が、適正に評価される」制度を目指しています。
評価制度
ミッショングレード制度
評価制度はミッショングレード制(役割等級制度)を採用しています。これは、各職位・等級に応じた役割(ミッション)を定義し、その達成のために期待されるコンピテンシー(具体的な行動や成果)を明確にして評価する制度です。単に能力があるかどうかではなく、実際の行動や貢献度を重視して評価を行います。
各部門では求められる特性に応じたコンピテンシーが定められており、評価は「役割」「姿勢・態度」「目標」の3つの観点から実施します。
役割(コンピテンシー)評価 | 各部門で設定されたコンピテンシー項目に沿って、期待される役割がどれだけ果たせているかを評価します。昇降給・昇降格の判断材料となります。 |
姿勢・態度評価 | ヌーラボが大切にする行動や価値観に沿った振る舞いができているかを、全社共通の基準で評価します。昇降給・昇降格の判断材料となります。 |
目標評価 | 半期ごとに設定する個人目標の達成度を評価します。 |
評価のプロセス
役割(コンピテンシー)評価および姿勢・態度評価
人事考課は半年に1回(上期・下期)実施されます。具体的な流れは以下の通りです。
上期(4月~9月)
- 3月:前期(下期)の振り返りを実施
- 4月:自己評価を提出
- 5月:一次・二次評価を実施
- 6月:新しいグレードと賃金の決定、評価のフィードバックを実施
- 7月:給与改定
下期(10月~翌3月)
- 9月:前期(上期)の振り返りを実施
- 10月:自己評価を提出
- 11月:一次・二次評価を実施
- 12月:新しいグレードと賃金の決定、評価のフィードバックを実施
- 1月:給与改定
目標評価
目標評価は上期と下期に分かれて実施され、それぞれ以下のプロセスで進行します。また、必要に応じて1on1ミーティングを実施し、目標達成に向けた課題の共有や進捗確認を行います。
上期(4月~9月)
- 4月:上期目標を設定
- 9月:上期期間が終了
- 10月:前期(上期)の振り返りと自己評価を提出
- 11月:一次・二次評価を実施
- 12月:フィードバックを実施
下期(10月~翌3月)
- 10月:下期目標を設定
- 3月:下期期間が終了
- 4月:前期(下期)の振り返りと自己評価を提出
- 5月:一次・二次評価を実施
- 7月:フィードバックを実施
給与レンジと役割
ヌーラボでは、各職位ごとに求められる役割に応じた基本給レンジを設定しています。職位は、スタッフ、マネジメント、エキスパート、オフィサーの4つに分けられています。各職位の基本給レンジや期待される役割は以下です。
職位 | 基本給レンジ(月収) | 求められる役割 |
---|---|---|
スタッフ | 27万円~45万円 | ・上司やチームメンバーのサポートを受けながら業務を遂行する ・等級が上がるにつれて、その度合いや頻度は少なくなり、個別の強みを発揮する |
マネジメント | 46万円~71万円 | ・専門分野・担当を持ちながらも、チームやプロジェクトの推進、メンバーのマネジメントを担うことで業務推進に貢献する ・マネジメント業務を中心に担う |
エキスパート | 46万円~88万円 | ・専門分野に特化し、その領域のプロフェッショナルとして技術力やスキルを発揮する ・プロジェクトを推進する場面では、専門分野の知識や技術力を生かし大きく貢献する |
オフィサー | 72万円~ | ・経営幹部として所属部門やチームを統括し、その業績向上や目標達成のための裁量や責任を担う ・会社全体の業績にコミットする |